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骨粗しょう症

喫煙や飲酒は骨粗しょう症に影響する?その原因と対策などについて

投稿日:2017年10月8日 更新日:

 

 

体で作られるホルモンが骨粗しょう症の進行に影響を与えていることがいろいろ解明されてきています。

 

食事でビタミンDやカルシウム等をできるだけ摂取するようにすれば骨粗しょう症にも良いとわかっていますが。

 

食事やホルモンだけ気にするだけでいいのでしょうか。

 

生活習慣のなかに喫煙や飲酒というのがありますが、それの影響はどうなんでしょうか。

 

喫煙や飲酒は骨粗しょう症に影響する?なにが原因になるのかと対策などについて紹介します。

 

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喫煙や飲酒は骨粗しょう症に影響する?

 

喫煙については骨粗しょう症を進行させるリスクは高いといわれています。

 

カルシウムの吸収を阻害する要因などが多そうです。

 

骨粗しょう症のためには吸い過ぎに注意しましょう。

 

飲酒については、適量に楽しんで、栄養補給も充分であれば問題はあまりないようです。

 

ただ、アルコールもカルシウムの吸収を阻害するといわれているので、できれば飲まない方がいいかもしれません。

 

ただ、酔いつぶれるほど飲むとさらに悪いようです。

 

気を付けてください。

 

その原因とは

 

たばこが骨粗しょう症に良くないことの原因物質は「ニコチン」という成分です。

 

たばこを吸う人の方がアルツハイマーになりにくいというデーターがあります。

パーキンソン病の発症も抑えるデーターもあります。

このことはニコチンがアセチルコリンの働きを補う作用があることに起因しています。

上の両方の疾患ともに、悪化するとアセチルコリンが減るという傾向があることがわかっています。

そして、ニコチンはストレスを感じにくくさせ、気分を落ち着かせ、注意力を高めたり学習能力や記憶力、情報処理能力なども高めます。

ここまではいいことずくめのような気がしますが。

 

他の作用では血管収縮作用があります。

そしてその影響で胃酸の分泌が抑えられ腸管の運動を抑制することになり、食欲を低下させてしまいます。

このことはカルシウムの摂取や骨の形成においてマイナスの要因になります。

 

また、ニコチンはカルシウムの吸収を阻害するともいわれています。

 

そして女性には特に問題な「エストロゲン」を阻害する作用もあるといわれています。

これはカルシウムが骨から溶け出すことを促進するリスクをもたらします。

 

これらのことが骨粗しょう症に悪影響を及ぼすたばこのリスクである。

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たばこには他にタールや一酸化窒素、アンモニアその他の有害物質があって健康には良くないですが。

一部の作用だけに注目すれば限定的な疾患に有効な作用を示すことが考えられます。

このことからすでにその有効な部分に対して治療薬の開発がいろいろとなされており医療には役立っていますが。

たばこ自体は健康には良くなく、かつ、骨粗しょう症にも悪い影響を示すのである。

 

骨粗しょう症の治療や予防にとっては有害と言えるでしょう。

 

 

飲酒についての原因物質はアルコールではなく代謝産物であるアセトアルデヒドの方がより問題があります。

まあ、アルコールにもカルシウムの吸収阻害があるといわれているので飲み過ぎには注意を要します。

日本人や東アジアの人種にはアルコールの代謝過程で生じるアセトアルデヒドという物質の分解に機能する「ALDH2」という酵素タンパク質をつくりだす遺伝子が弱いか欠損している人が多いとされています。

そういう人はお酒を飲むとすぐに赤くなりやすいのでわかりやすいのですが。

そんな人は、お酒を飲む際にアセトアルデヒドをつくりださないように注意する必要があります。

「ALDH2」が少ないか欠損していることで飲酒をするとアセトアルデヒドが体に溜まるようになります。

 

まあ、強い人でも飲み過ぎるとアセトアルデヒドが溜まっているでしょうから注意ですよ。

 

 

アセトアルデヒドは毒性があるので、それだけでも体調が悪くなりますが。

実は骨を形成する骨芽細胞の機能不全も生じさせてしまうのです。

 

そしてお酒の強い人にも言えることなのですが、アルコールには利尿作用があるのでカルシウムを排泄させる方向になりえることも注意しておくべきかなと思います。

 

対策など

 

たばこに対する対策は、喫煙するのを止めるしかなさそうです。

ストレスが溜まった時などは、気分を落ち着けるために吸いたくなるでしょうが、そこは我慢して、別の方法で解消する方が良さそうです。

あなたの骨を守るためにたばこは止めましょう。

 

飲酒については、お酒の強い人はほどほどに飲む程度なら問題はなさそうです。

でもアルコールには利尿作用があるのでカルシウムを排泄させる方向になりえることは注意しておくべきかなと思います。

 

ただ、お酒の弱い人の場合はもっと注意が必要ですが。

ただ、1つ希望の持てる研究があるみたいです。

お酒の弱い人が飲酒の際に溜めこむアセトアルデヒドで機能不全になる骨芽細胞が、試験管レベルでの実験で、ビタミンEを加えればその機能不全は回避されるらしい。

このことが実証されればビタミンEが救世主になりそうです。

 

まとめ

 

喫煙も飲酒も骨粗しょう症に悪影響を与える要因を持っています、喫煙はニコチンという物質が原因で、飲酒はアルコールやアセトアルデヒドが原因になるようです。

飲酒は程度をわきまえればまだ許せる範囲内で済みそうですが、喫煙はできれば止める方がいいでしょう。

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