春が近づいてくると花粉症で憂鬱になる人がいます。
なかには、秋になっても同じように花粉症になる人もいるようです。
そんな人を見ていると涙目になって大変そうに思えます。
花粉症の治療薬AZ点眼液とは 薬としての効果と副作用について紹介します。
Contents
花粉症の治療薬AZ点眼液とは
日本では1970年5月より販売されている、作用のそれほど強くない非ステロイド性の抗炎症薬の入った点眼液の1つである「AZ点眼液」。
最近ではあまり処方されていない点眼薬になります。
AZ点眼液自体がジェネリック医薬品で、薬の負担がそれほどない安い薬剤です。
AZ点眼液の成分名はアズレンスルホン酸ナトリウムである。
花粉症の症状には、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの3大症状と、目のかゆみを加えた4大症状があります。
その症状が出るのは、花粉が鼻粘膜や目の粘膜などに付着してアレルギー反応がでることによります。
くしゃみは花粉などの異物を外に出そうとすることにより起こります。
ひどいときは続けて何回もすることがあるようですね。
鼻水は、同じように異物を洗い流そうとすることにより起こります。
ウイルスや細菌などと戦っているわけではないので、粘り気のある色の付いた鼻水ではありません、透明でさらさらしている鼻水です。
鼻づまりは、別に鼻に鼻水が詰まっているわけではないのです、鼻の粘膜が炎症で腫れて鼻水の通り道が狭くなってつまったように感じるだけです。
花粉症が進んでからの方が鼻づまりは起こりやすいですね。
そして、もう1つの症状、目のかゆみは目の粘膜に異物がつくことで炎症が起こり、かゆみとして感じることになります。
時には、違和感や痛みを感じることもあるようです。
これらの4大症状以外にも、のどの痛み、たんのでない乾いた咳、肌荒れ、耳のかゆみ、熱感、倦怠感、頭重などさまざまな症状がでることがあります。
これらの症状はヒスタミンなどの物質が肥満細胞から放出されることにより出てくるようになります。
AZ点眼液は、非ステロイド性のそれほど強くない抗炎症薬を含んでおり、炎症を抑制することで、目のアレルギー性結膜炎を改善することになります。
用法用量
アレルギー性結膜炎
通常、1回1~2滴を1日3~5回点眼する。
剤型
点眼剤
AZ点眼液0.02% 87.20円/1瓶
使用上の注意
薬液汚染防止のため、点眼時には、容器の先端が眼などに直接触れることがないよう注意すること。
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薬としての効果
AZ点眼液はそれほど強くない非ステロイド性の抗炎症薬の入った点眼薬で単独で軽いアレルギー症状で使うことが多いようです。
重い症状の時は、別の効き目の強い点眼薬を使うほうがいいでしょう。
副作用について
副作用としては、眼瞼の腫脹、発赤、そう痒感などである。
まとめ
AZ点眼液はそれほど強くない非ステロイド性の抗炎症薬の入った点眼薬で単独で軽いアレルギー症状で使うことが多いようです。
重い症状の時は、別の効き目の強い点眼薬を使うほうがいいでしょう。
もし併用するなら、5分間以上あけて点眼するようにしましょう。
そのときはAZ点眼液を最初に点眼するようにしても問題はないでしょう。
副作用としては、眼瞼の腫脹、発赤、そう痒感などです。
ほぼ副作用はないに等しいですが、充血やかゆみなどがひどくなるようでしたら、主治医にご相談ください。