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高血圧治療薬ラシックスとは 薬としての効果と副作用について

 

 

 

生活習慣病の高血圧症の治療においての利尿薬は、最近ではあまり使われることがなくなりましたが、古くからあるお薬で、ゆっくり安定した降圧効果が得られるコストパーフォーマンスに優れた降圧剤になります。

 

高血圧症治療薬ラシックスとは、薬としての効果と副作用について紹介します。

 

 

Contents

高血圧症治療薬ラシックスとは

 

日本では1965年5月より販売されている、血圧を下げるために使われるループ利尿薬の1つである「ラシックス」。

 

もう、すでにジェネリック医薬品が発売されていて、薬の負担が減らそうとするならジェネリック医薬品の選択が可能である。

 

ただ、もともと安いお薬なので、それほど影響はないでしょう。

 

同じお薬で別メーカーからオイテンシンという薬剤がでています。

 

ラシックスの成分名はフロセミドです。

 

高血圧の自覚症状はこれといったものがないようです。

 

長く続いた高血圧から合併してできた症状で結果的に知ることになることが多いようです。

 

そしてその発症は、生活習慣の乱れなどからいろんなことが原因となり起こりえます。

 

その原因には、塩分の摂りすぎなどによる心拍出量の増加(心臓が送り出す血液が増える)や循環血液量の増加(体の中を流れる血液が増える)や末梢血管の抵抗の増加(末梢の血管の流れが悪くなる)や脱水症状を起こしたり、食習慣の悪化などによる血液の粘調度の増加(血液の粘調度で流れにくくなる)または、食習慣の悪化による動脈の硬化や劣化の増加(血管の弾力性がなくなり流れが悪くなる)などがあります。

 

ラシックスは尿量を増やすことで循環血流量を減らし降圧作用をもたらします。

 

 

 

禁忌

無尿の患者

 

肝性昏睡の患者(症状が悪化するおそれがある)

 

体液中のナトリウム、カリウムが明らかに減少している患者(悪化させる可能性がある)

 

スルフォンアミド誘導体に対する過敏症の既往歴のある患者

 

 

 

用法用量

高血圧症(本態性、腎性など)

通常、成人にはフロセミドとして1日1回40~80mgを連日または隔日経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

 

剤型

錠剤

ラシックス錠10mg              19.20円/1錠(2011年6月販売開始)

ラシックス錠20mg              29.00円/1錠(1981年9月販売開始)

ラシックス錠40mg              29.00円/1錠

細粒剤

ラシックス細粒4%             29.00円/1錠(1988年7月販売開始)

カプセル剤

オイテンシンカプセル40mg        16.70円/1カプセル(1981年9月販売開始)

 

 

慎重投与

進行した肝硬変症のある患者(肝性昏睡を誘発することがある)

 

重篤な冠硬化症または脳動脈硬化症のある患者(急激な利尿があらわれた場合、急激な血漿量減少、血液濃縮をきたし、血栓塞栓症を誘発するおそれがある)

 

重篤な腎障害のある患者(悪化させるおそれがある)

 

肝疾患・肝機能障害のある患者。(悪化させるおそれがある)

 

本人または両親、兄弟に痛風、糖尿病のある患者(痛風、血糖値の悪化や顕性化のおそれがある)

 

下痢、嘔吐のある患者(電解質失調を起こすおそれがある)

 

手術前の患者(投与薬剤の影響懸念)

 

減塩療法時の患者(低ナトリウム血症などの電解質失調を起こすおそれがある)

 

全身性エリテマトーデスの患者(症状が悪化するおそれがある)

 

めまい、ふらつきがあらわれることがあるので、高所作業、自動車の運転などの危険を伴う機械を操作する際には注意すること。

 

昇圧アミン(ノルアドレナリン、アドレナリン)との併用でこれらの薬剤の作用を減弱させるおそれがある。

 

ツボクラリン及びその類似作用物質(ツボクラリン塩化物)との併用でこれらの薬剤の神経・筋遮断作用が増強されることがある。

 

ACE阻害剤、β遮断剤との併用で本剤の降圧作用が増強するおそれがある。

 

アミノグリコシド系抗生物質(ゲンタマイシン硫酸塩、アミカシン硫酸塩)との併用で第8脳神経障害(聴覚障害)を増強するおそれがある。

 

アミノグリコシド系抗生物質(ゲンタマイシン硫酸塩、アミカシン硫酸塩)、セファロスポリン系抗生物質(セファロチンナトリウム)との併用で腎毒性を増強するおそれがある。

 

シスプラチン(ブリプラチン、ランダ)との併用で聴覚障害が増強するおそれがある。

 

ジギタリス剤(ジゴキシン、ジギトキシン)との併用でこれらの薬剤の作用を増強し、ジギタリス中毒を起こすおそれがある。

 

糖質副腎皮質ホルモン剤、ACTHとの併用で低カリウム血症が発現するおそれがある。

 

グリチルリチン製剤、甘草含有製剤との併用で血清カリウム値の低下があらわれやすくなる。

 

糖尿病用剤(SU剤、インスリン)との併用でこれらの薬剤の作用を著しく減弱するおそれがある。

 

SGLT2阻害剤(スーグラ、フォシーガ、ルセフィ、ジャディアンスなど)との併用で利尿作用が増強されるおそれがある。

 

炭酸リチウムとの併用でリチウムの血中濃度が上昇しリチウム中毒が増強される。

 

サリチル酸誘導体(サリチル酸ナトリウム、アスピリン)との併用でサリチル酸誘導体毒性が発現するおそれがある。

 

非ステロイド系消炎鎮痛剤(インドメタシンなど)との併用で利尿降圧作用が減弱する。

 

尿酸排泄促進剤(プロベネシド)との併用で尿酸排泄促進作用を減弱するおそれがある。

 

カルバマゼピン(テグレトール)との併用で症候性低ナトリウム血症が発現するおそれがある。

 

その他の強心剤(コルホルシンダロパート塩酸塩(アデール、コアテック))との併用で心室性期外収縮などの不整脈の発現を助長するおそれがある。

 

シクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル)との併用で痛風性関節炎を起こすおそれがある。

 

V2-受容体拮抗剤(モザバプタン塩酸塩(フィズリン))との併用で利尿作用が増強されるおそれがある。

 

高齢者は生理機能が低下していることが多いので、副作用(立ちくらみ、めまい、血栓塞栓症、脳梗塞、低ナトリウム血症、低カリウム血症など)が出やすく、本剤の投与には慎重に対応すること。

 

妊娠初期または妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ投与すること。

 

本剤投与中は授乳を避けさせること。(母乳中へ移行することが報告されている)

 

乳児は電解質バランスが崩れやすいので、慎重に投与すること。

 

薬としての効果

 

古くからあるお薬で、腎臓の近位、遠位、ヘンレ係蹄などの尿細管(主にヘンレ係蹄(ループ))で塩分(ナトリウム)と水分の再吸収を抑制し、尿の量を増やします、そのことで全体の血液量が減少し血圧を下げることになります。

 

利尿作用としては強力なお薬です。

 

副作用について

 

主な副作用としては、脱力感、めまい、倦怠感、口渇、電解質失調等である。

 

その他では貧血、白血球減少、好酸球増加、溶血性貧血、発疹、光線過敏症、水疱性皮膚炎、紫斑、食欲不振、悪心・嘔吐、下痢、膵炎、黄疸、肝機能異常、BUN上昇、クレアチニン上昇、頭痛、聴覚障害、起立性低血圧、味覚障害、発熱などがあります。

 

重大な副作用

ショック、アナフィラキシー

再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症、血小板減少、赤芽球癆

水疱性類天疱瘡

難聴

ひどい皮膚症状

心室性不整脈

間質性腎炎

間質性肺炎

 

まとめ

 

古くからあるお薬で、腎臓の近位、遠位、ヘンレ係蹄などの尿細管(主にヘンレ係蹄(ループ))で塩分(ナトリウム)と水分の再吸収を抑制し、尿の量を増やします、そのことで全体の血液量が減少し血圧を下げることになります。

 

利尿作用としては強力なお薬です。

 

主な副作用としては、脱力感、めまい、倦怠感、口渇、電解質失調等です。

 

薬が効きすぎると脱水や電解質失調に注意しておく必要があります。

 

重い副作用はほとんどありませんが、まれに尿酸値が上昇したり、聴覚障害が出たりするので念のため注意しておく必要があるようです。

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