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高血圧治療薬ベハイドとは 薬としての効果と副作用について

投稿日:2018年6月25日 更新日:

 

 

生活習慣病の高血圧症の治療においての利尿薬は、最近ではあまり使われることがなくなりましたが、

 

古くからあるお薬で、ゆっくり安定した降圧効果が得られるコストパーフォーマンスに優れた降圧剤になります。

 

高血圧症治療薬ベハイドとは、薬としての効果と副作用について紹介します。

 

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高血圧症治療薬ベハイドとは

 

日本では1961年2月より販売されている、血圧を下げるために使われるチアジド系利尿薬の1つである「ベハイド」。

 

薬価自体が安く、あまり使われていないお薬なのでジェネリック医薬品が発売されていません。

 

ベハイドの成分名はヒドロクロロチアジドです。

 

高血圧の自覚症状はこれといったものがないようです。

 

長く続いた高血圧から合併してできた症状で結果的に知ることになることが多いようです。

 

そしてその発症は、生活習慣の乱れなどからいろんなことが原因となり起こりえます。

 

その原因には、塩分の摂りすぎなどによる心拍出量の増加(心臓が送り出す血液が増える)や循環血液量の増加(体の中を流れる血液が増える)や末梢血管の抵抗の増加(末梢の血管の流れが悪くなる)や脱水症状を起こしたり、食習慣の悪化などによる血液の粘調度の増加(血液の粘調度で流れにくくなる)または、食習慣の悪化による動脈の硬化や劣化の増加(血管の弾力性がなくなり流れが悪くなる)などがあります。

 

ベハイドは尿量を増やすことで循環血流量を減らし降圧作用をもたらします。

 

 

 

禁忌

無尿の患者

 

急性腎不全の患者

 

体液中のナトリウム、カリウムが明らかに減少している患者(悪化させる可能性がある)

 

チアジド系薬剤またはその類似化合物に対する過敏症の既往歴のある患者

 

テルフェナジンまたはアステミゾールを投与中の患者

 

 

 

 

用法用量

高血圧症(本態性、腎性など)

通常、成人にはベンチルヒドロクロロチアジドとして1回4~8mgを1日2回経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

維持量として、1週2~3回間歇投与する。

ただし、高血圧症に用いる場合には少量から投与を開始して徐々に増量すること。

 

剤型

錠剤

ベハイド錠4mg            5.40円/1錠

 

 

 

 

慎重投与

進行した肝硬変症のある患者(肝性昏睡を誘発することがある)

 

心疾患のある高齢者、重篤な冠硬化症または脳動脈硬化症のある患者(急激な利尿があらわれた場合、急激な血漿量減少、血液濃縮をきたし、血栓塞栓症を誘発するおそれがある)

 

重篤な腎障害のある患者(悪化させるおそれがある)

 

肝疾患・肝機能障害のある患者。(悪化させるおそれがある)

 

本人または両親、兄弟に痛風、糖尿病のある患者(痛風、血糖値の悪化や顕性化のおそれがある)

 

下痢、嘔吐のある患者(電解質失調を起こすおそれがある)

 

高カルシウム血症、副甲状腺機能亢進症の患者

 

減塩療法時の患者(低ナトリウム血症などの電解質失調を起こすおそれがある)

 

交感神経切除後の患者(本剤の降圧作用が増強される)

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めまい、ふらつきがあらわれることがあるので、高所作業、自動車の運転などの危険を伴う機械を操作する際には注意すること。

 

バルビツール酸誘導体(フェノバルビタールなど)、アヘンアルカロイド系麻薬(MSコンチンなど)、アルコールとの併用で本剤の降圧作用が増強されることがある。

 

昇圧アミン(ノルアドレナリン、アドレナリン)との併用でこれらの薬剤の作用を減弱させるおそれがある。

 

ツボクラリン及びその類似作用物質(ツボクラリン塩化物)との併用でこれらの薬剤の神経・筋遮断作用が増強されることがある。

 

ACE阻害剤、β遮断剤との併用で本剤の降圧作用が増強するおそれがある。

 

ジギタリス剤(ジゴキシン、ジギトキシン)との併用でこれらの薬剤の作用を増強し、ジギタリス中毒を起こすおそれがある。

 

キニジンとの併用で徐脈を起こすおそれがある。

 

糖質副腎皮質ホルモン剤、ACTHとの併用で低カリウム血症が発現するおそれがある。

 

グリチルリチン製剤、甘草含有製剤との併用で血清カリウム値の低下があらわれやすくなる。

 

糖尿病用剤(SU剤、インスリン)との併用でこれらの薬剤の作用を減弱するおそれがある。

 

炭酸リチウムとの併用でリチウムの血中濃度が上昇しリチウム中毒が増強される。

 

コレスチラミン(クエストラン)との併用で利尿降圧作用が減弱する。

 

非ステロイド系消炎鎮痛剤(インドメタシンなど)との併用で利尿降圧作用が減弱する。

 

高齢者は生理機能が低下していることが多いので、副作用(立ちくらみ、めまい、血栓塞栓症、脳梗塞、低ナトリウム血症、低カリウム血症など)が出やすく、本剤の投与には慎重に対応すること。

 

妊娠後期には、治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ投与すること。(胎児に影響するおそれがある)

 

本剤投与中は授乳を避けさせること。(類薬で母乳中へ移行することが報告されている)

 

乳児は電解質バランスが崩れやすいので、慎重に投与すること。

 

薬としての効果

 

古くからあるお薬で、腎臓の遠位尿細管で塩分(ナトリウム)と水分の再吸収を抑制し、尿の量を増やします、そのことで全体の血液量が減少し血圧を下げることになります。

 

強力ではないですが、ゆっくりとした長く安定した降圧効果が得られます。

 

副作用について

 

主な副作用としては、発疹、食欲不振、悪心、胃部不快感等である。

 

その他ではめまい、知覚異常、白血球減少、血小板減少、紫斑、肝炎、電解質失調、血清脂質増加、高尿酸血症、高血糖症、顔面潮紅、光線過敏症、嘔吐、下痢、便秘、膵炎、唾液腺炎、倦怠感などがあります。

 

重大な副作用

再生不良性貧血

低ナトリウム血症

低カリウム血症(0.1~5%未満)

 

重大な副作用(類薬で認められた)

間質性肺炎、肺水腫

 

まとめ

 

生活習慣病でよくありがちな高血圧症の治療で、ベハイドが使われるのをあまり見ないです。

 

ベハイドは古くからあるお薬で、腎臓の遠位尿細管で塩分(ナトリウム)と水分の再吸収を抑制し、尿の量を増やします、そのことで全体の血液量が減少し血圧を下げることになります。

 

強力ではないですが、ゆっくりとした長く安定した降圧効果が得られます。

 

主な副作用としては、発疹、食欲不振、悪心、胃部不快感等です。

 

服用量が多いと脱水や電解質失調に注意しておく必要があります。

 

重い副作用はほとんどありませんが、再生不良性貧血の報告があるので念のため注意しておく必要があるようです。

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