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帯状疱疹の痛みに使うガバペンとは 薬としての効果と副作用について

投稿日:

 

 

あの痛みを伴う帯状疱疹にかかるのは免疫力が弱っている人になります。

 

帯状疱疹が進行すると神経障害性の疼痛が出てくるようになります。

 

そんなときには普通の痛み止めでは効かなくなってきますから、

 

それ用の痛み止めを選択しなければなりません。

 

帯状疱疹の痛みに使うガバペンとは 薬としての効果と副作用について紹介します。

 

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帯状疱疹の痛みに使うガバペンとは

 

日本では2006年9月より販売されている、帯状疱疹により引き起こされる末梢性の神経障害性の疼痛の治療薬の1つである「ガバペン」。

 

日本ではまだ、ジェネリック医薬品は発売されていません。なので今のところ薬剤費を安くする選択肢はないです。

 

ガバペンの成分名はガバペンチンである。

 

帯状疱疹はヘルペスウイルスの1種、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こります。

水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染すると、水ぼうそうとして発症します。

治療により水ぼうそうが治ったあと、水痘・帯状疱疹ウイルスは体内の神経節に潜んでいます。(潜伏感染)

 

その後、加齢やストレス、過労などが引き金となってウイルスに対する免疫力が低下すると、かくれていたウイルスが再び活動をはじめ、神経を伝わって皮膚までやってきて、帯状疱疹として発症することになります。

帯状疱疹を発症して、最初の頃はピリピリ、チクチクした痛みが感じられるようになります。

そしてその痛みの程度が日増しに強くなっていきます。

これはウイルスが神経細胞を痛めつけながら移動するためで、その障害の程度でいろんな痛みを感じるようになっていきます。

 

ガバペンは過剰に興奮した神経系において、電位依存性カルシウムチャンネルの機能を補助的に支えるα2δサブユニットと強く結合します。そのことで神経のシナプスにおけるカルシウム流入が抑制され、グルタミン酸等の興奮性神経伝達物質の放出が抑制されるため、神経障害性疼痛が和らぐことになります。

 

 

 

禁忌

1)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

 

 

 

 

用法用量

末梢神経障害性疼痛(帯状疱疹後神経痛など)には適応がないので正式な情報はありません、医師が補助薬として使うことがあるようです。

なので用法用量は定められていないのですが、抗てんかん剤としての用法用量を参考に示します。

通常、成人及び13歳以上の小児にはガバペンチンとして初日1日量600mg、2日目1日量1200mgをそれぞれ3回に分割経口投与する。

なお、症状により適宜増減するが、1日最高投与量は2400mgまでとする。

12歳以下の用法用量は帯状疱疹後神経痛の特性から割愛します。

 

剤型は

錠剤

ガバペン錠200mg  40.4円/1錠

ガバペン錠300mg  54.3円/1錠

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ガバペン錠400mg 66.3円/1錠

(シロップ剤もあります、ガバペンシロップ5% 22.5円/1mL、用量調節がしやすい剤型です)

本剤は熱の影響を受けるので、高温での保管を避けること。

 

連用中における投与量の急激な減量ないし投与の中止により、てんかん発作の憎悪などがあらわれることがあるので、投与を中止する場合には、最低1週間をかけて徐々に減量するなど慎重に行うこと。

 

本剤を投与中の患者には自動車の運転など、危険を伴う機械の操作には従事させないよう注意すること。

 

腎障害のある患者または腎機能の低下している患者、高齢者では、クレアチニンクリアランス値を参考に投与量、投与間隔を調節し慎重に投与すること。

 

体重増加をきたすことがあるので、肥満に注意し適切な処置を行うこと。

 

眼障害(弱視、視覚異常、霧視、複視など)が生じる可能性があるので注意すること。

 

 

 

慎重投与

腎障害のある患者(精神神経症状などがあらわれやすい)

 

水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムとの同時併用でガバペンの血中濃度が低下した、少なくとも2時間以上離して服用することが望ましい。

 

モルヒネ(オピオイド系鎮痛剤)と併用すると傾眠、鎮静、呼吸抑制などの中枢神経抑制症状に注意すること。

 

高齢者は腎機能が低下していることが多いため、慎重に投与すること。

 

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ投与すること。

 

授乳婦では本剤投与中は授乳を避けること。

 

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。(使用経験がない)

 

薬としての効果

 

帯状疱疹の独特の痛みである神経障害性疼痛に対する第一選択薬である。

 

ただ、末梢神経障害性疼痛(帯状疱疹後神経痛など)には適応がなく医師が補助薬として使うことがあるようです。

 

ガバペンは主に腎臓から排泄されるため、腎機能による影響がありクレアチニンクリアランスに応じた投与設定の必要性があります。

 

副作用について

 

主な副作用としては、傾眠(33.5%)浮動性めまい(15.9%)、頭痛(8.6%)、CK増加(5.2%)、複視(5.0%)、サイロキシン減少(4.4%)、倦怠感(3.8%)等である。

 

その他では不眠、痙攣、神経過敏、会話障害、攻撃性、チック、霧視、体位性めまい、脱毛、発疹、じんましん、便秘、悪心、嘔吐、下痢、上腹部痛、食欲不振、食欲亢進、白血球減少、ヘモグロビン減少、高血圧、動悸、勃起機能不全、尿たんぱく増加、GOT増加、GPT増加、抗核因子陽性、倦怠感、血糖増加、関節痛、回転性めまい、胸痛、発熱、顔面浮腫、転倒・転落、体重増加等があります。

 

重大な副作用では、(まれですが)

急性腎不全

ひどい皮膚症状

薬剤性過敏症症候群

肝炎、肝機能障害、黄疸

横紋筋融解症(筋肉痛、脱力感、CK上昇など)

アナフィラキシー

 

まとめ

 

帯状疱疹の独特な痛みを改善する薬として第一選択薬になっているガバペンは、医師の判断で痛みをとるために補助的に使われます。

 

ガバペンはジェネリック医薬品がまだ販売されていないため、今のところ治療費は安くなりません。

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