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アレルギー性結膜炎

花粉症の治療薬インタール点眼液とは 薬としての効果と副作用について

投稿日:2018年4月14日 更新日:

 

 

春が近づいてくると花粉症で憂鬱になる人がいます。

 

なかには、秋になっても同じように花粉症になる人もいるようです。

 

そんな人を見ていると涙目になって大変そうに思えます。

 

花粉症の治療薬インタール点眼液とは 薬としての効果と副作用について紹介します。

 

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Contents

花粉症の治療薬インタール点眼液とは

 

日本では1984年3月より販売されている、抗アレルギー薬の入った点眼液の1つである「インタール点眼液」。

 

薬価はそれほど高くないですが、最近ではあまり処方されていない点眼薬になります。

 

ジェネリック医薬品は発売されているので、薬の負担を減らすためにジェネリック医薬品を選択することができます。

 

インタール点眼液の成分名はクロモグリク酸ナトリウムである。

 

花粉症の症状には、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの3大症状と、目のかゆみを加えた4大症状があります。

 

その症状が出るのは、花粉が鼻粘膜や目の粘膜などに付着してアレルギー反応がでることによります。

 

くしゃみは花粉などの異物を外に出そうとすることにより起こります。

 

ひどいときは続けて何回もすることがあるようですね。

 

鼻水は、同じように異物を洗い流そうとすることにより起こります。

 

ウイルスや細菌などと戦っているわけではないので、粘り気のある色の付いた鼻水ではありません、透明でさらさらしている鼻水です。

 

鼻づまりは、別に鼻に鼻水が詰まっているわけではないのです、鼻の粘膜が炎症で腫れて鼻水の通り道が狭くなってつまったように感じるだけです。

 

花粉症が進んでからの方が鼻づまりは起こりやすいですね。

 

そして、もう1つの症状、目のかゆみは目の粘膜に異物がつくことで炎症が起こり、かゆみとして感じることになります。

 

時には、違和感や痛みを感じることもあるようです。

 

これらの4大症状以外にも、のどの痛み、たんのでない乾いた咳、肌荒れ、耳のかゆみ、熱感、倦怠感、頭重などさまざまな症状がでることがあります。

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これらの症状はヒスタミンなどの物質が肥満細胞から放出されることにより出てくるようになります。

 

インタール点眼液は、目のかゆみや違和感などのアレルギー症状に関連する化学伝達物質の遊離・放出を抑制することで、目のアレルギー性結膜炎を改善することになります。

 

 

 

禁忌

本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者

 

 

 

用法用量

アレルギー性結膜炎

通常、1回1~2滴を1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼する。

 

剤型

点眼剤

インタール点眼液2%           604.80円/1瓶

 

使用上の注意

本剤は塩化ベンザルコニウム含有するため、含水性ソフトコンタクトレンズ装着時の点眼は避けること。

 

基本的には、点眼時はソフトコンタクトレンズを外し、15分以上経過後装着することをおすすめします。

 

眼瞼皮膚などに薬液がついた場合は、すぐにふき取ること。

 

薬液汚染防止のため、点眼時には、容器の先端が眼などに直接触れることがないよう注意すること。

 

本剤の使用により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり使用しないこと。

 

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ投与すること。

 

薬としての効果

 

インタール点眼液は抗アレルギー薬の入った点眼薬で、薬価が高くないけれどそれほど処方はない。

 

目のかゆみや違和感などのアレルギー症状に関連する化学伝達物質の遊離・放出を抑制する薬で、速効性はなく、事前に投与することで予防的に使うことが多いものです。

 

副作用について

 

主な副作用としては、眼刺激症状(3.13%)などである。(再審査終了時)

 

その他の副作用としては、眼瞼炎、結膜充血、結膜炎、などがあります。

 

重大な副作用

アナフィラキシー様症状

 

まとめ

 

インタール点眼液は抗アレルギー薬の入った点眼薬で、薬価が高くないけれどそれほど処方はない。

 

目のかゆみや違和感などのアレルギー症状に関連する化学伝達物質の遊離・放出を抑制する薬で、速効性はなく、事前に投与することで予防的に使うことが多いものです。

 

含水性ソフトコンタクトレンズ装着時は点眼を避けるようにしましょう。

 

主な副作用としては、眼刺激症状(3.13%)などです。

 

ほぼ副作用はないに等しいですが、充血やかゆみなどがひどくなるようでしたら、主治医にご相談ください。

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