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過活動膀胱治療薬ポラキスとは 薬としての効果と副作用について

投稿日:

 

 

日常生活でおしっこがうまくできていないと感じたことはありませんか。

 

問題がおしっこだけに恥ずかしくて相談しずらいですよね。

 

日常生活に不便を感じていたらお医者さんに相談してもいいかもしれませんよ。

 

過活動膀胱治療薬ポラキスとは 薬としての効果と副作用について紹介します。

 

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過活動膀胱治療薬ポラキスとは

 

サノフィ株式会社が1980年に日本で開発を着手して承認、発売された、1988年5月より販売が開始されている過活動膀胱の治療薬の1つ「ポラキス」。

 

開発が新しい抗コリン薬に比べ、膀胱選択性が低く、古くから、神経因性膀胱または過活動膀胱における頻尿や尿失禁に広く使われています。

 

ジェネリック医薬品が発売されているので、支払いを安くすることができます。

 

ポラキスの成分名はオキシブチン塩酸塩です。

 

神経因性膀胱とは尿を我慢したり出したりすることが、脳の中の排尿を制御する部分や自律神経の不具合により調節ができなくなっている状態のことをいいます。

 

過活動膀胱には神経因性と非神経因性のものがあります。

 

過活動膀胱と言っても何?と思われるかもしれませんね。

 

「急におしっこがしたくなる」

「夜間に何度もトイレに起きる」

「すぐにまたおしっこがしたくなる」

「我慢しきれず漏らすことも」

 

なんてことがあれば過活動膀胱の症状かもしれないなと思いましょう。

 

上記のような症状は頻尿、夜間頻尿、尿意切迫感、尿漏れとも表現できます。

 

このような症状に苦しんでいる人が日本国内に1040万人もいると推定されている。

 

今後、高齢化が進むにつれ、もっと増えることになります。

 

なんとかしないといけないですね。

 

尿が溜まるまでに膀胱が収縮してしまう、つまりは過活動な膀胱なのです。

 

なぜ、そのようになるのかは原因はいろいろあります。

 

「トイレが近い」の原因となるものには、

 

膀胱炎、前立腺炎、前立腺肥大症、腹圧性尿失禁、膀胱結石、膀胱や前立腺のがん、間質性膀胱炎、糖尿病、脳卒中の後遺症、脊髄の病気、睡眠障害、降圧利尿薬・α遮断薬の副作用、過剰な水分摂取、精神的な緊張や不安、加齢など

 

さまざまです。

 

「トイレが近い」の原因をいろいろ書いたので、中には怖いものもありますが、気にはしないでください、ありえるものを網羅したので、あなたがそうだとは限りませんから。

 

このようなことが原因でトイレが近くなるのですが、この原因をつきとめて治療をしたところで改善がされないことがあるのです。

 

その時は、過活動膀胱になっているんじゃと疑いましょう。

 

過活動膀胱の原因ははっきりしていません、加齢、精神的なストレス、膀胱のセンサーが過敏になってる、脳の中にある排尿をつかさどる部分や自律神経の乱れ、などが複雑にからみあっているのでしょう。

 

さて、過活動膀胱と診断された場合に、男性の薬物治療においては前立腺肥大症がかかわっていることが多く、α1アドレナリン受容体阻害薬を投与することが多いです。

 

前立腺肥大症がおさまっていけば、過活動膀胱の症状もしだいにおさまっていくことが多いのですが、そうでない人もいるので、その時は抗コリン薬などで治療となっています。

 

女性の薬物治療においては抗コリン薬を投与することが一般的でした。

 

抗コリン薬は膀胱にあるムスカリン受容体に作用してアセチルコリンの神経伝達を阻止することで膀胱の異常な収縮が起きないようにするための薬になります。

 

ポラキスは、カルシウム拮抗作用により膀胱平滑筋に直接作用したり、膀胱平滑筋に存在するムスカリン受容体をブロックすることで膀胱の不随意な排尿筋の収縮を抑制し過活動膀胱などの症状を改善します。

 

 

 

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

 

明らかな下部尿路閉塞症状である排尿障害・尿閉などを有する患者(症状が悪化するおそれがある)

 

緑内障の患者(症状が悪化するおそれがある)

 

重篤な心疾患の患者(心悸亢進を起こし心臓の仕事量が増加するおそれがある)

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麻痺性イレウスのある患者(症状が悪化するおそれがある)

 

衰弱患者または高齢者の腸アトニー、重症筋無力症の患者(症状が悪化するおそれがある)

*(腸アトニー・・・消化管運動・緊張が低下している状態。)

 

授乳婦には投与しない(動物実験で乳汁への移行が報告されている)

 

 

 

用法用量

神経因性膀胱または過活動膀胱における頻尿、尿意切迫感、尿失禁

 

通常、成人にはオキシブチン塩酸塩として2~3mgを1日3回経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

 

剤型

錠剤

ポラキス錠1mg         14.00円/1錠(1992年8月販売開始)

ポラキス錠2mg         14.50円/1錠

ポラキス錠3mg        19.00/1錠

 

 

 

慎重投与

排尿困難のおそれのある前立腺肥大患者(排尿障害を起こすおそれがある)

 

甲状腺機能亢進症の患者(頻脈などの交感神経興奮症状が悪化するおそれがある)

 

うっ血性心不全の患者(交感神経の亢進が進むおそれがある)

 

不整脈のある患者(心拍数の増加などが起こるおそれがある)

 

潰瘍性大腸炎のある患者(中毒性巨大結腸があらわれるおそれがある)

 

高温環境にある患者(発汗抑制により、急激に体温が上昇するおそれがある)

 

重篤な肝または腎疾患のある患者(本剤の血中濃度が上昇するおそれがある)

 

パーキンソン症候群または認知症・認知機能障害のある患者(症状が悪化するおそれがある、また、過活動膀胱の症状を明確に認識できない場合には本剤の投与対象にならない)

 

眼調節障害(霧視など)、傾眠が起こることがあるので、高所作業、自動車の運転など危険を伴う作業に従事する場合には注意する。

 

効果が認められない時は、漫然と投与を続けず、他の適切な治療を考慮すること。

 

抗コリン作用を有する、フェノチアジン系(ペルフェナジン(ピーゼットシー、トリラホン)など)・ブチロフェノン系抗精神病薬、三環系抗うつ薬(アミトリプチリン(トリプタノール)、ノルトリプチリン(ノリトレン)、イミプラミン(トフラニール)など)、モノアミン酸化酵素阻害剤などとの併用で口渇、便秘、排尿困難、目のかすみなどの抗コリン作用が増強されるおそれがある。

 

高齢者は生理機能が低下していることが多いので、副作用が出やすく、少量から投与を開始し、観察を十分するとともに、過量投与にならぬよう慎重に対応すること。

 

妊婦および妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。(安全性は確立していない)

 

小児に対する安全性は確立していない。

 

薬としての効果

ポラキスは、「過活動膀胱」の効能・効果が認められた抗コリン薬です。

ムスカリン作用やカルシウム拮抗作用をあわせもち膀胱に作用します。

過活動膀胱の薬として、広く使われています。

適応外ですが、小児の夜尿症に使われることもあります。

新しい抗コリン薬に比べムスカリン受容体の膀胱選択性が低いことから、口渇などの副作用が比較的多いです。

脂溶性が高く、血液脳関門を通過するため、高齢者においては認知機能障害に注意すべきである。

副作用について

主な副作用としては、口渇、便秘、胃不快感、排尿困難、等である。

その他では、めまい、眠気、頭痛、振戦、認知機能障害、抑うつ、頻脈、下痢、胃腸障害、嘔気、食欲不振、口内炎、胸やけ、嘔吐、舌炎、嚥下障害、発疹、

血管浮腫、じんましん、残尿、GOT上昇、GPT上昇、浮腫、倦怠感、口がにがい、発熱、目のかすみ、眼瞼結膜充血、汗が出なくなる、咽頭部痛、胸痛、皮膚乾燥、

嗄声(させい、しわがれ声)、眼乾燥、潮紅、などがあります。

重大な副作用

血小板減少

麻痺性イレウス

尿閉

まとめ

ポラキスは、「過活動膀胱」の効能・効果が認められた抗コリン薬です。

ムスカリン作用やカルシウム拮抗作用をあわせもち膀胱に作用します。

過活動膀胱の薬として、広く使われています。

適応外ですが、小児の夜尿症に使われることもあります。

新しい抗コリン薬に比べムスカリン受容体の膀胱選択性が低いことから、口渇などの副作用が比較的多いです。

主な副作用としては、口渇、便秘、胃不快感、排尿困難、等です。

他には霧視(かすみ目)、めまいなどが出ることがあるでしょう。

また、高齢者では一時的に認知症のような症状が出ることがあります。

重い副作用はめったにないですが、血小板減少や麻痺性イレウス、尿閉などに注意しておきましょう。

*麻痺性イレウスでは食欲がなくなったり、吐き気やひどい腹痛や便秘、お腹がふくれたりたりします。

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