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遺尿症

遺尿症治療薬トリプタノールとは 薬としての効果と副作用について

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生まれてからある年齢まではおむつをしてますが、ある程度の年齢になるとおしっこのコントロールができるようになります。

 

なかには心理的な要因などでコントロールがままならないお子さんもいますね。

 

おねしょなどを改善するお薬もありますから、場合によってはお医者さんに相談するのもいいかもしれません。

 

遺尿症治療薬トリプタノールとは 薬としての効果と副作用について紹介します。

 

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遺尿症治療薬トリプタノールとは

 

日本では1961年11月に薬価収載されている遺尿症や夜尿症を改善する薬の1つである「トリプタノール」。

 

ジェネリック医薬品は発売されていますが薬価が同じなので、薬剤費は安くなりません。

 

トリプタノールの成分名はアミトリプチリンである。

 

成分名は一般名とも呼び、アミトリプチリン塩酸塩錠10mg「サワイ」などのジェネリック医薬品が発売されています。

 

 

不随意(意識していない)に尿をもらすことを遺尿といいます。

 

排尿コントロールができる年齢が4歳以上であることから、4歳以上の遺尿が病的であるとされています。

 

遺尿症はおもらしを無意識に頻繁に起こす状態のことである。

 

遺尿症には、昼間の覚醒時にみられる遺尿を昼間遺尿症と、夜間の眠ったときにみられる夜間遺尿症があり、後者のことを夜尿症と呼びます。

 

尿をもらす原因が器質的な異常によるものは尿失禁で高齢者でよく起こるものです。

 

遺尿は神経系が機能し膀胱と脳の連携がうまくとれないとか、年齢相応の膀胱の大きさがない場合とかに起こります。

 

トリプタノールは膀胱の不随意(無意識)な運動を抑えたり、尿道のしまりをよくすることで、尿漏れを防ぎます。

 

 

 

禁忌

1)緑内障のある患者(緑内障が悪化するおそれがある)

 

2)三環系抗うつ薬に対し過敏症のある患者

 

3)心筋梗塞の回復初期の患者(心筋梗塞が悪化するおそれがある)

 

4)尿閉(前立腺疾患など)のある患者(症状が悪化するおそれがある)

 

5)モノアミン酸化酵素阻害剤(エフピー(セレギリン))を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者(血中のトリプタノールの濃度が上がる)

 

 

 

用法用量

夜尿症

 

アミトリプチリン塩酸塩として1日10~30mgを就寝前に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

 

自殺念慮、自殺企図、敵意、攻撃性などの精神症状の発言リスクを考慮し、本剤の投与の適否を慎重に判断すること。

 

剤型は

錠剤

トリプタノール錠10mg  9.6円/1錠(1963年1月薬価基準収載)

トリプタノール錠25mg  9.6円/1錠

 

ジェネリック医薬品は先発と薬価も同じなのでメリットはない。

 

フイルムコーティングのためかまずに服用すること。

 

 

 

慎重投与

排尿困難のある患者(症状が悪化するおそれがある)

 

眼内圧亢進のある患者(症状が悪化するおそれがある)

 

心不全・心筋梗塞・狭心症・不整脈(発作性頻拍・刺激伝導障害など)などの心疾患のある患者(症状が悪化するおそれがある)

 

甲状腺機能亢進症の患者(循環器系に影響を及ぼすことがある)

 

てんかんなどのけいれん性疾患またはこれらの既往歴のある患者(けいれんを起こすことがある)

 

アルコールやブスコパン(ブチルスコポラミン臭化物)、ノービア(リトナビル)、レクシヴァ(ホスアンプレナビル)、デプロメール(フルボキサミン)、パキシル(パロキセチン)、キニジン、プロノン(プロパフェノン)、タンボコール(フレカイニド)、タガメット(シメチジン)、ニューレプチル・ピーゼットシーなど(フェノチアジン系製剤)、デパケン(バルプロ酸ナトリウム)などはトリプタノールの作用を増強することがある。(副作用が出やすくなる)

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サラジェン(ピロカルピン塩酸塩)やバクタ(スルファメトキサゾール・トリメトプリム )、テグレトール(カルバマゼピン)、アレビアチン(フェニトイン)、セイヨウオトギリソウ含有食品はトリプタノールの作用を減弱することがある。

 

インスリン、経口血糖降下剤との併用で血糖降下作用が増強されることがある。

 

トラマール(トラマドール塩酸塩)との併用でけいれん発作の危険性が増大するとの報告がある。

 

ワーファリン(ワルファリンカリウム)との併用で抗凝血作用を増強するおそれがある。

 

スローケー(カリウム製剤)との併用で消化管粘膜刺激があらわれやすくなる。

 

アドレナリンやノルアドレナリンとの併用でアドレナリン作動薬の作用が増強されることがある。

 

チオペンタールなど(フェバルビルツール酸誘導体)との併用でトリプタノールの肝臓での代謝が増加したり(治療量)、有害作用を増強する(中毒量)ことがある。

 

イスメリン(グアネチジン硫酸塩)、ベンゾキシン(硫酸ベタニジン)との併用で降圧剤の作用を減弱することがある。

 

躁うつ病患者(急に躁状態になったり、自殺を企てたりします)

 

脳の器質障害または総合失調症の素因のある患者(症状が悪化するおそれがある)

 

衝動性が高い併存障害(精神障害をいろいろ持つ)を有する患者(症状が悪化するおそれがある)

 

死にたい気持ちがあったり、自殺を企てることのあった患者(死にたい気持ちになったり、自殺を企てることがある)

 

高齢者では、起立性低血圧、ふらつき、抗コリン作用による口渇、排尿困難、便秘、眼内圧亢進などがあらわれやすいので、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。

 

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ投与すること。(三環系抗うつ剤では動物実験で催奇形作用が報告されているものがある)

 

本剤投与中は授乳を中止させること。

 

小児に対する安全性は確立していない。

 

薬としての効果

 

トリプタノールは膀胱における抗コリン作用、尿道に作用するα刺激作用で、膀胱の不随意(無意識)な運動を抑えたり、尿道のしまりをよくすることで、尿漏れを防ぎます。

 

また、尿意による目覚めを促進する作用や抗利尿ホルモン分泌作用による尿量減少にも期待ができます。

 

口渇など副作用が出やすい藥のようです。

 

副作用について

 

主な副作用としては、口渇、眠気、振戦等のパーキンソン症状、めまいである。

 

その他では血圧上昇、動悸、不整脈、心発作、心ブロック、不眠、不安、白血球減少、肝機能障害、GOT上昇、GPT上昇、尿閉、体重増加などがあります。

 

重大な副作用では(滅多にないですが)

悪性症候群(急激な体温上昇や意識障害など)

セロトニン症候群(自律神経、中枢神経、末梢神経に影響が出る)

心筋梗塞

幻覚、せん妄、精神錯乱、痙攣

顏・舌部の浮腫

無顆粒球症、骨髄抑制(発熱やだるさが出たりします)

麻痺性イレウス(便とガスがたまり腸管が拡張)

抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(体内に水分がたまってしまう状態)

 

まとめ

 

トリプタノールは膀胱における抗コリン作用、尿道に作用するα刺激作用で、膀胱の不随意(無意識)な運動を抑えたり、尿道のしまりをよくすることで、尿漏れを防ぎます。

 

また、尿意による目覚めを促進する作用や抗利尿ホルモン分泌作用による尿量減少にも期待ができます。

 

口渇など副作用が出やすい藥のようです。

 

重い副作用はほとんどないですが、悪性症候群やセロトニン症候群、麻痺性イレウス、血液障害、重い不整脈などには注意しておきましょう。

 

飲み合わせの悪い薬があるので、事前に服用していた薬について医師に伝えておくべきです。

 

トリプタノールはジェネリック医薬品がありますが、薬価が同じなので治療費も同じです。

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