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痛風

痛風の症状とは 痛む部位はどんなとこ?応急処置の仕方について

投稿日:2017年12月20日 更新日:

 

 

生活習慣病である痛風は尿酸が体の中に溜まりすぎると起きる可能性が高くなります。

 

痛風の発作は、ある日突然、足の親指のつけ根などに激痛が走ることから始まります。

 

足の親指のつけ根以外ではどこに症状がでやすいのか、また、どういう風に対処したらいいのかと思いますよね。

 

痛風の症状とは 痛む部位はどこが多い 応急処置の仕方について紹介します。

 

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痛風の症状とは

 

痛風は血液中の尿酸濃度が上昇し、それが結晶となって析出することで激しい痛みを生じる疾患となります。

 

痛風が起きる前には、血液の尿酸値が高い状態が続くことになり、この状態のことを高尿酸血症と呼びます。

 

通常、尿酸は体の新陳代謝によってつくりだされ、排泄との兼ね合いで一定の量が体内に保たれていますが、何らかの原因で過剰に体内に溜まるようになると高尿酸血症になるのです。

 

痛風の発作である突然起こる激痛は、夜から明け方にかけて起きることが多いようです。

 

痛みが始まって2~3時間ほど経てば、痛んだ部位の関節が赤く腫れあがり、熱が出るようになります。

 

痛みのピークは、そのまま24時間ぐらい続いた後で、数日をかけて少しずつおさまっていき、10日も経てばだいたいひいていくようです。

 

そのような症状がでても高尿酸血症を治療しないでいると、再三発作を繰り返した関節に変形も見られるようになったり、関節以外の筋肉や皮下、耳たぶのあたりなどにコブやしこりのような痛風結節が出現するようになります。

これは、関節などに尿酸結晶がたまることと同じで、それが別の部位にもできるようになるということです。

 

こんな状態が続くと、ついには腎臓などの内臓にも障害が出てくるようになります。

同じように尿酸結晶が内臓にもたまることで障害がでてくるのですね。

 

こんなになるまで放置してはいけませんよ。

 

痛む部位はどんなとこ?

 

初期の痛風発作(関節炎)はほとんど(70%以上)が足の親指から起こるといわれていますが、中には足首やくるぶし、手指のつけ根や手首などにも痛みが出てくることがあります。

 

ただ、下半身以外の場所に初期の痛風発作がでるのはまれなことであるので、痛風と断定せずに別の病気の可能性も考えておく必要があります。

(狭窄性腱鞘炎、ヘバーデン結節やブシャール結節などでしょうか。)

 

良く起こる部位としては、足の親指のつけ根、かかと、足首、くるぶし、足の甲、アキレス腱、膝などになります。

 

下半身に出やすい理由としては、一説には尿酸の結晶の比重が高いため下の方に出やすいのではないかといわれています。

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そして出る部位は、通常はどこか1ヶ所のみだともいわれています。

 

応急処置の仕方について

 

突然の発作で、あまりにも痛いので、うろたえてしまうことがあるかもしれませんが。

 

冷静に対処してくださいね。

 

対処の仕方としては次の点に注意して行ってください。

 

1)痛む患部は冷やすこと。

患部では炎症が起きているので、暖めると炎症を助長することになる。

適度な冷たさの氷などで冷やしてあげましょう。

風呂は厳禁です。

 

2)患部は心臓よりも高い位置に保つこと。

血流を抑えるという意味でも、心臓より高い位置にすることが効果的です。

発作が起きているのは血液中の好中球などが尿酸結晶を攻撃するからだと考えられていて、血流を抑えれば、発作が起きにくくなると考えているからである。

 

3)患部にはあまり触れないようにする。

痛いとどうしてもマッサージなんかしたくなりそうですが、それは逆効果になるでしょう。

心臓より高い位置に保つと同様に血流を良くすることが、発作を助長することになるでしょう。

そっとしておきましょう。

 

4)アスピリンなどのサリチル酸を含む鎮痛剤は使用しないこと。

サリチル酸製剤であるアスピリンは少量投与で血清尿酸値を少し上昇させ、大量投与では低下させる。

鎮痛作用を示す量では血清尿酸値を下げることになるのですが、発作中に血清尿酸値を変動させると痛風発作(関節炎)を悪化させることがあるので、アスピリンなどの使用は差し控えるべきである。

 

5)アルコールは飲まないこと。

アルコールは、それ自体が尿酸を産生し、かつ尿中への尿酸の排泄を阻害する働きがあるため、血清尿酸値を上昇させることが多くなるとの事実があります。

なので、発作が出ている最中は飲んではいけない。

 

6)安静にする。

これも、血流を抑えるためにすることになります。

 

以上のことに気をつけながら対処して、できるだけ早く医師に相談してくださいね。

 

症状が治まっても高尿酸血症をちゃんと治療しなければ、再発を繰り返し、発作を起こすたびに症状は悪化していって、いろんな部位に腫れが起きるようになったり、腎臓にも悪影響を及ぼしたり、尿酸結石ができたりしてきます。

最終的には重症の慢性痛風になる可能性がありますので、高尿酸血症を放置することは危険です。

 

まとめ

 

生活習慣病でよくありがちな痛風の発作では、痛み、腫れ、発熱などの症状がみられます、発症部位としては、初期の段階では足の親指のつけ根がほとんどで、夜から明け方にかけて起きることが多いようです。

他には、かかと、足首、くるぶし、足の甲、アキレス腱、膝などにもみられますが、上半身に起こることはまれのようです。

 

痛風発作が出たときの応急処置としては、患部を冷やし、心臓より高い位置に保ち、マッサージなどはしない、アルコールは飲まない、安静にする、アスピリンなどの鎮痛薬は使用を避けるなどになります。

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