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腹圧性尿失禁

腹圧性尿失禁に使われるディビゲルとは 薬としての効果と副作用について

投稿日:

 

 

くしゃみなどのちょっとした力みで、はずみで尿が漏れることがあります。

 

このような尿漏れを「腹圧性尿失禁」と言い、

 

女性でよく起こりやすい尿漏れのタイプになります。

 

腹圧性尿失禁に使われるディビゲルとは、薬としての効果と副作用について紹介します。

 

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腹圧性尿失禁に使われるディビゲルとは

 

日本では2008年7月に販売が開始されている腹圧性尿失禁に補助的につかわれることもある「ディビゲル」。

 

有効成分が皮膚から直接吸収されるエストラジオール製剤になります。

 

確実な効果がもたらされ、肝臓の負担を軽減できるのがメリットです。

 

ジェネリック医薬品はまだ発売されていないので、薬剤費を安くすることができないです。

 

ディビゲルの成分名はエストラジオールである。

 

 

腹圧性尿失禁とは、おなかに力が入ったときに不意に尿をもらしてしまうことをいいます。

 

例としては、咳やくしゃみ、笑ったり、運動で力んだとき、重いものを持とうとしたときなどに尿漏れします。

 

尿道周囲のゆるみ、尿道そのものの機能低下が原因でおこり、女性に特有な尿失禁のタイプになります。

 

このような機能低下は、主には、妊娠・出産・加齢で起こりますが、肥満や慢性便秘、咳なども影響します。

 

ディビゲルは泌尿生殖器の萎縮にともなう尿失禁を改善して、尿漏れを防ぎます。

 

 

 

禁忌

1)エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば、乳がん、子宮内膜がん)及びその疑いのある患者(症状が悪化あるいは顕在化を促すおそれがある)

 

2)乳がんの既往歴のある患者(乳がんが再発するおそれがある)

 

3)未治療の子宮内膜増殖症のある患者(がん化のおそれがある)

 

4)血栓性静脈炎、肺塞栓症またはその既往歴のある患者(血栓形成傾向が促進されるおそれがある)

 

5)動脈性の血栓閉塞疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)またはその既往歴のある患者

 

6)重篤な肝障害のある患者(症状が悪化するおそれがある)

 

7)診断の確定していない異常性器出血のある患者(出血が子宮内膜がんによる場合は、がんの悪化あるいは顕在化を促すことがある)

 

8)妊娠はたは妊娠している可能性のある女性及び授乳婦

 

9)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

 

10)ポルフィリン症で急性発作の既往歴のある患者

 

 

 

用法用量

腹圧性尿失禁の効能効果はありませんが使われることがあります。

 

通常、成人に対してはディビゲル1mg1包(1g)(エストラジオールとして1mg)を1日1回左右いずれかの大腿部もしくは下腹部に、約400㎠の範囲に塗布する。

 

賛否両論があるのであまりすすめられない治療法とされています。

 

効果がない場合は漫然と投与を続けるべきではない。

 

創傷面または湿疹・皮膚炎などがみられる部位は避けて塗布すること。

 

皮膚刺激を避けるため、毎回塗布部位を変えることが望ましい。

 

胸部、顏、外陰部および粘膜には塗布しないこと。

 

剤型は

錠剤

ディビゲル1mg      62.90円/1包(1g)

 

 

 

慎重投与

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子宮筋腫のある患者(症状が悪化するおそれがある)

 

子宮内膜症のある患者(症状が悪化するおそれがある)

 

高血圧・心疾患・腎疾患またはその既往歴のある患者(症状が悪化するおそれがある)

 

片頭痛、てんかんのある患者(症状が悪化するおそれがある)

 

糖尿病患者(症状が悪化するおそれがある)

 

乳がん家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者または乳房レントゲン像に異常がみられた患者(症状が悪化するおそれがある)

 

肝障害のある患者(症状を悪化させるおそれがある)

 

術前または長期臥床状態の患者(心血管系の副作用の危険性が高まることがある)

 

全身性エリテマトーデスの患者(症状が悪化するおそれがある)

 

HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル(ノービア)、ネルフィナビル(ビラセプト)など)との併用で本剤の血中濃度が変化するおそれがある。

 

リファンピシン(リファジン)、バルビツール酸系製剤(フェノバルビタール(フェノバール)など)、カルバマゼピン(テグレトール)、フェニトイン(アレビアチン)、ネビラピン(ビラミューン)、エファビレンツ(ストックリン)、ステロイドホルモン(プレドニンなど)、セイヨウオトギリソウ含有食品との併用で本剤の作用が減弱されるおそれがある。

 

高齢者では、生理機能が低下していて副作用があらわれやすいので、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。

 

薬としての効果

 

ディビゲルは泌尿生殖器の萎縮にともなう尿失禁を改善して、尿漏れを防ぎます。

 

また、α交感神経刺激薬に対する反応性も高めるとされています。

 

有効成分は生理活性の高い17β-エストラジオールになります。

 

外用塗布剤のため、確実な効果がもたらされ、肝臓の負担を軽減できるのがメリットです。

 

使用にあたっては、賛否両論があるので、患者の状況を考慮し、充分な検討をしたうえで判断する。

 

副作用について

 

主な副作用としては、乳房緊満感、子宮出血、乳房痛、関節痛、頭痛、おりもの、紅斑、かゆみ、湿疹、TG上昇、総コレステロール上昇である。

 

その他では、皮膚炎、色素沈着、発疹、じんましん、熱感、皮下出血、外陰部そう痒感、子宮内膜増殖、膣出血、子宮筋腫、乳頭痛、乳房腫瘤、乳腺症、片頭痛、めまい、不眠、動悸、血圧上昇、胸部不快感、下腹部痛、悪心、便秘、胃炎、腹痛、口唇炎、腹部不快感、腹部膨満感、顔面浮腫、カリウム低下、胆石症、胆のう疾患、脂肪肝、AL-P上昇、GOT上昇、GPT上昇、鼻出血、乏尿、背部痛、胸痛、四肢痛、腋窩痛、筋骨格硬直、高脂血症、倦怠感、白血球減少、貧血、ヘモグロビン減少、フィブリノーゲン増加、HDL上昇、血糖値上昇、体重の増加、などがあります。

 

重大な副作用

アナフィラキシー

静脈血栓塞栓症、血栓性静脈炎

 

まとめ

 

ディビゲルは泌尿生殖器の萎縮にともなう尿失禁を改善して、尿漏れを防ぎます。

 

また、α交感神経刺激薬に対する反応性も高めるとされています。

 

ただ、効能効果としてうたわれていないので、慎重に検討するようにしましょう。

 

主な副作用は乳房緊満感、子宮出血、乳房痛、関節痛、頭痛、おりもの、紅斑、かゆみ、湿疹、TG上昇、総コレステロール上昇、です。

 

ジェネリック医薬品は発売されていないので薬剤費を安くすることはできません。

 

重い副作用はまずないですが、念のため「血栓症」に注意しておきましょう。

(手足の痛み・腫れ・むくみ・しびれ、目が痛い、頭痛、急に視力が落ちる、意識が薄れるなど)

 

長期間の使用では乳がんのリスクが少し高まることも認識しておきましょう。

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