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便秘で水分を取りましょうは有効?便秘を改善する生活習慣について

投稿日:2020年1月23日 更新日:

 

人は食事で栄養などを補給しています。

 

そして、不要なものを便で排泄します。

 

その正常な流れを妨げるのが便秘です。

 

便秘の予防や改善について考えてみましょう。

 

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便秘とは

 

3日以上排便がないなあ~、毎日排便があるけどなんとなく便意が残っている感じがするな~、

 

そんなときは便秘であると認識しましょう。

 

人によっては、主観で自分は便秘であると思いこんでいる人もいるようです。

 

参考記事⇒女性に便秘が多いわけとは、その対策について。

 

便秘には大きく分けて2種類があります。

 

便ができる過程や排便の仕組みに障害がある場合を「機能性便秘」。

 

原因はいろいろあるが、腸そのものによる通過障害や排便障害で引き起こされる場合を「器質性便秘」。

 

機能性便秘

1)弛緩性便秘

 

腸の運動や筋力の低下によるもので、高齢者やお産回数が多い女性がなりやすい。

 

おなかがハル、残便感、食欲不振、肩こり、肌荒れ、イライラの症状がでることもある。

 

運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが誘引になる。

 

 

2)痙攣性便秘

 

下剤の乱用、精神的ストレス、過敏性腸炎などが誘引するもので、腸のひきつりや便の通りが悪くなるもの。

 

うさぎのフンのようなコロコロとした便が出やすく、食後に下腹部痛、残便感などの症状がでることも。

 

また、下痢と便秘が交互に出る場合もある。

 

 

3)直腸性便秘

 

排便を我慢したり、浣腸を乱用したりして、排便反射が弱くなっているもの。

 

高齢者や寝たきりの人、痔や恥ずかしさなどにより排便を我慢する傾向がある人に多い。

 

 

器質性便秘

手術後に腸管に癒着や麻痺が起きたり、大腸が炎症を起こしていたり、大腸がんだったり、いろいろ原因があります。

 

器質的な原因で、消化管に通過障害が起こるもの。

 

出血・腹痛・嘔吐をともなう、心当たりもないのに急に便が止まるような場合は、急性器質性便秘の可能性があるので、早急に医療機関を受診してください。

 

 

 

薬剤や病気が原因の便秘

 

薬剤の影響により腸のぜん動運動が抑制されて便秘になることがあります。

 

作用別で原因となる薬剤を示します。

 

1)腸のぜん動運動抑制

麻薬系の鎮痛薬(モルヒネ)

麻薬系の鎮咳薬(コデインリン酸塩水和物)

 

2)消化管の緊張低下

抗コリン薬(気管支拡張薬、鎮痛薬など)

抗ヒスタミン薬

向精神病薬

抗うつ薬

抗パーキンソン病薬

抗不整脈薬

 

3)消化管運動低下

降圧薬(Ca拮抗薬)

 

4)収れん作用で粘膜への刺激が弱まり、腸のぜん動運動を抑制

制酸薬

鉄剤

収れん薬(ビスマス製剤)

 

 

糖尿病や甲状腺機能低下症などの全身性疾患が原因で便秘になることもあります。

 

 

便秘にともなう症状とその原因

・肌荒れや吹き出物

 

大腸は毒素などの主な排泄器官になります、便秘になると排泄がままならないので、皮膚からも排泄しようとすることもあります。

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そのことが肌のトラブルにつながることもあります。

 

 

・おなかのハリ

 

便秘になり腸内フローラの状況が悪くなると、おなかにガスがたまることで張ってくることもあります。

 

 

・食欲不振

 

便がおなかにたまると食欲がなくなることも。

 

 

便秘で水分を取りましょうは有効?

 

よく、水分をとりましょうと言われることがあると思います。

 

それで便秘が良くなったことってありますかね。

 

まあ、相関性がはっきりしないので、わからないというところでしょうか。

 

実は、そのために行われた研究もあります。

 

便秘の小児ばかりを集めて、水を積極的に飲ませるグループ、スポーツドリンクを積極的に飲ませるグループ、どちらもしないグループ(コントロール群)を比較しました。

2週間の実験からは、どれもそれほど差があらわれなかったそうです。

 

また、15人の健康な成人に、水またはスポーツドリンクを1リットルまたは2リットル多く飲ませても、排便量にあきらかな差がなく、ただ単に尿量が増加するだけだった。

 

こういう結果が示されていますが、どうでしょうか?

 

でもまあ、少しは改善する人もいるかもしれませんね。

 

あまり、先入観でそう思いこむと出るものも出なくなる可能性があるので、プラスに考える方がいいです。

 

水分は不足すると熱中症になったりもするので、水分補給は大事です。

 

なので、便秘の人も水分補給はきっちりしましょうというくらいでいいでしょう。

 

特に水分が不足しがちな高齢者は気をつけましょう。

 

便秘を改善する生活について

 

どんな生活が便秘を改善することになるのか一覧にしてみました。

 

食事

・毎朝朝食を食べる。

便意をうながすきっかけになりやすい。

 

・水分は充分にとる。

起床時に冷たい水などを飲むと排便がうながされやすい。

 

・水溶性の食物繊維(こんにゃく、海藻類、果物など)を食べる。

便が水を含んで柔らかくなる。

 

・不溶性の食物繊維(根菜類、緑黄色野菜、豆類など)を食べる。

腸管が刺激されて便意をもよおしやすくなる。

 

・乳酸菌が入った食品(ヨーグルト、漬物、味噌まど)を食べる。

腸内環境を改善する。

 

・ビタミンE(植物油、落花生、卵黄など)を摂取する。

腸の血行が良くなり調子が良くなる。

 

・ビタミンB1(玄米、ごま、豚肉など)を摂取する。

自律神経を刺激して腸の調子が良くなる。

 

運動

・腹筋を鍛える。

排便がしやすくなる。

 

・ウォーキングでおなかまわりの筋肉を動かす。(マッサージなども可)

刺激が与えられ腸のぜん動運動をすみやかにする。

 

習慣

・便意をがまんしない。

便が出にくくなります。

 

・ストレスをできるだけ溜めないようにする。

自律神経が失調して内臓の働きが悪くなる。

 

・排便のリズムを身につける

時間を決めてトイレにいくなど、規則正しい日常生活をする。

特に朝食後は排便がうながされる時間帯ですので大事にしましょう。

 

まとめ

 

水分不足はよくないので、充分な水分補給は必要です。

 

水分補給が便秘解消につながるかどうかは状況によると思われます。

 

日常生活の改善で便秘が解消できればいいですが、

 

なかなか解消できないようでしたら、一度、医療機関で相談されることをおすすめします。

 

参考記事⇒女性に便秘が多いわけとは、その対策について。

参考記事⇒腹式呼吸とは、便通改善などに役立つ習慣について

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