中国の武漢で発生した新型コロナウイルス感染症は、世界に広がり、各地で緊急事態宣言を出しています。
日本でもこの間、緊急事態宣言が全国に出されて不要不急の外出などを自粛するようになっています。
この新型コロナウイルス感染症の感染経路について、現時点での考察をしてみましょう。
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新型コロナウイルス感染症の感染経路について
当初はヒトからヒトへの感染で飛沫感染や接触感染と思われていて、
飛沫感染対策としては、
3密をしない、つまりは、「密閉」「密集」「密接」をしないよう要請がありましたね。
それでそういうところに出向く人が少なくなっている。
でも、明らかな変化は今のところなく、かえって感染者の増加が示されている。
時間差で陽性患者の数字が出ているのではとも思われます。
接触感染対策としては、感染者が排出したウイルスに触れないようにするということですが、
感染者に直接、あるいは排泄物などに触れることを防ぐだけでは不十分のようです。
いろんな情報により、ヒトからもの、ものからヒトへの感染が示唆されています。
新型コロナウイルスは金属表面でもプラスチック表面でも5日以上感染性を維持するとか。
紙幣では3日くらい感染性を維持してるとか。
つまり、患者より排泄されたウイルスがものに付いて数日間感染性を維持するらしい。
また、中国での患者の情報から、便などにウイルスが長期間排泄されていたこともあったようです。
それが本当だとすると便からも排泄されトイレの中でウイルスがまん延する場合も想定する必要があります。
以上のような情報があります。
このことから、以下の対策をすることが必要かもしれません。
対策として
いろんな場合が想定できるため、それぞれについて対策が必要です。
スーパーマーケットでの買い物の際には入り口で全員が消毒用エタノールで手指消毒をするか、
あるいは、入り口でウイルスの付着していない手袋などを着用するとかして、店の中の商品に触るようにする。
そうすれば、もし、まだ感染していることに気づいてない人が商品に触ってもウイルスを付着する可能性が低くなります。
ただ、咳やくしゃみなどをすれば、そのことが原因で商品にウイルスが付着するかもしれませんね。
ウイルスが付着しているかどうかは肉眼で確認不能なので、
買い物で持ち帰った商品は、ウイルスが付着しているものとして、処理する必要がありますね。
自宅でしばらく分けて置いておき、消毒してから使うことにするなどしましょう。
買い物で紙幣や硬貨などを使うのは少しばかりリスクがありそうです。
できれば、スマホ決済などの非接触で決済が可能なもので支払いを済ませましょう。
もし、現金での対応となれば、ビニール袋の中に受け取ったお金を入れておき、一定時間隔離するか消毒を行いましょう。
公衆便所や店舗のトイレなどでは、感染のリスクがありえると認識して、
1)利用を控えるか、
2)他の感染者が利用してすぐ入ると、水で排泄物を流した時に上蓋を閉めていない時はトイレ内にウイルスの飛沫が充満する可能性もある。
それにより、浮遊したウイルスが衣服などに付着する可能性があると認識して消毒を行う。
利用してすぐではなく時間が経った場合も含めて、トイレの至る所に(ドアノブ、洗面台、便器、壁など)ウイルスが付着していると認識して、消毒を行う。
その上に手洗いも十分に行う必要がある。
消毒には以下のものが有効です。
水と塩と電気があれば簡単に消毒液を作成できます。
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まとめ
飛沫感染ばかりに注目するばかりでなく、ヒトからもの、ものからヒトへの感染の可能性があることを認識しておきましょう。
宅急便で届くもの、スーパーなどで購入するもの、汚染している可能性がありますね。
店などで受取ったりする金銭についてもヒトが触れているものですから注意する必要がありそうです。
硬貨などについては、十円玉や一円玉が汚染されやすいとの情報もありますが、安全を見越してすべてを消毒する方が安心ですね。
便からも排泄されるとすれば、トイレも注意する必要がありますね。
あり得そうなことは全てチェックしておくほうが安心ですね。
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