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痛風発作治療薬インテバンSPとは 薬としての効果と副作用について

投稿日:

 

 

生活習慣病の痛風の治療において痛風発作である痛みがでたときに使用されるインテバンSP。

 

痛風発作を応急的に抑えるには良い薬ですが、根本的に治す薬ではないので、発作が治まれば痛風の治療を考えねばなりません。

 

調剤薬局での調剤内容をみると、この薬剤は、それほど処方を見ることがないようです。

 

痛風発作治療薬インテバンSPとは 薬としての効果と副作用について紹介します。

 

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痛風治療薬インテバンSPとは

 

日本では1974年2月より販売されている、痛風発作を治療するために使われる薬である「インテバンSP」。

 

この薬剤自体が安いお薬ですからジェネリック医薬品が発売され維持されることは考えにくいですね。

 

インテバンSPの成分名はインドメタシンです。

 

痛風は血液中の尿酸濃度が上昇し、それが結晶となって析出することで激しい痛みを生じる疾患となります。

 

痛風が起きる前には、血液の尿酸値が高い状態が続くことになり、この状態のことを高尿酸血症と呼びます。

 

この状態を放置していると、何らかの引き金により、足の親指のつけ根などの関節が炎症を起こし赤くはれて痛みだすことになります。

 

この痛みは痛烈で、”風に吹かれても痛い”ほどなので”痛風”と呼ばれています。

 

このような発作はそれほど長くは続かないのですが、高尿酸血症を改善しない限りは、また同じような症状に悩まされることになります。

 

そして、再発を繰り返していると、いろんな部位に腫れが起きるようになったり、腎臓にも悪影響を及ぼしたり、尿酸結石ができたりしてきます。

 

最終的には重症の慢性痛風になる可能性がありますので、高尿酸血症を放置することは危険とされています。

 

痛風にかかるのは20歳以降の男性が多いようです。

 

ストレスにも深く関わっているので、マラソン選手などでは年齢に関係なく罹患している人が多いそうです。

 

血清尿酸値は遺伝と環境の両方の因子が関係しますから、それらの知識を持ったうえで対応する必要があります。

 

専門性の高い医師に相談の上、それぞれに応じた治療法を考えることが必要になります。

 

痛風発作が出たときは、まず発作を鎮めることが先決になります。

 

インテバンSPは、いろんな機序により痛みを鎮める作用を持っていますが、主なものとしては炎症や発熱などを引き起こすとされているプロスタグランジンの生合成を、その合成に関わっているシクロオキシゲナーゼを阻害することで抑制します。

 

 

 

禁忌

1)消化性潰瘍のある患者(悪化するおそれがある)

 

2)重篤な血液の異常のある患者(悪化するおそれがある)

 

3)重篤な肝障害のある患者(悪化するおそれがある)

 

4)重篤な腎障害のある患者(悪化するおそれがある)

 

5)重篤な心機能不全のある患者(悪化するおそれがある)

 

6)重篤な高血圧症の患者(悪化するおそれがある)

 

7)重篤な膵炎の患者(悪化するおそれがある)

 

8)本剤の成分またはサリチル酸系化合物(アスピリンなど)に対し過敏症の既往歴のある患者

 

9)アスピリン喘息またはその既往歴のある患者(喘息発作が誘発されるおそれがある)

 

10)妊娠または妊娠している可能性のある婦人(胎児に悪影響が起こり得る)

 

11)トリテレン(トリアムテレン)を投与中の患者(副作用が増強され、急性腎不全を起こすことがある)

 

 

原則禁忌

小児には投与しないことを原則とするが、特に必要とされる他剤が無効または使用できない関節リウマチに対して投与する場合には慎重に投与すること。

 

 

 

用法用量

痛風発作における消炎、鎮痛、解熱(他にも適応あり)

痛風発作には、通常、成人にはインドメタシンとして1回25mgを1日2回、症状により1回37.5mgを1日2回経口投与する。

 

胃腸障害の発現を少なくするために、食直後に投与、または食物、制酸剤などとともに服用することが望ましい。

 

剤型

カプセル剤

インテバンSP25 7.90円/1カプセル

インテバンSP37.5 11.20円/1カプセル(持続性製剤)

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本剤を投与中は副作用の有無を定期的な検査等を実施しながら注意深く観察すること。

 

 

 

慎重投与

消化性潰瘍の既往歴のある患者。

 

非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で、本剤の投与が必要で、かつミソプロストールによる消化性潰瘍の治療が行われている患者。

 

血液の異常またはその既往歴のある患者。

 

出血傾向のある患者。

 

肝障害またはその既往歴のある患者。

 

腎障害またはその既往歴がある患者。

 

心機能異常のある患者。

 

高血圧症の患者。

 

膵炎の患者。

 

過敏症の既往歴のある患者。

 

てんかん、パーキンソン症候群などの中枢神経系疾患のある患者。

 

気管支喘息の患者。

 

全身性エリテマトーデスの患者。

 

潰瘍性大腸炎の患者(悪化するおそれがある)

 

クーロン病の患者。

 

ベネシッド(プロベネシド)との併用でナイキサンの排泄を抑制し作用を強めるおそれがある。

 

アスピリンとの併用で消化器系の副作用の発現率が上昇する、また、インドメタシンの作用が減弱されることがある。

 

ワーファリン(ワルファリンカリウム)、レビパリン、プラビックス(クロピドグレル)等との併用で出血の危険性が増大するおそれがある。

 

リウマトレックス(メトトレキサート)との併用でメトトレキサートの中毒症状があらわれたとの報告がある。

 

炭酸リチウムとの併用でリチウムの血中濃度を上昇させることがある。

 

降圧剤(β遮断剤、利尿剤、ACE阻害剤、A-Ⅱ受容体拮抗剤など)との併用でそれらの降圧作用および利尿作用が低下することがある。

 

カリウム保持性利尿薬(アルダクトンA(スピロノラクトン)など)、セララ(エプレレノン)との併用でこれらの薬剤の降圧作用の減弱、胃機能障害患者で重度の高カリウム血症があらわれるおそれがある。

 

ジゴシン(ジゴキシン)との併用で血中のジゴキシン濃度が上昇し、作用が増強されることが報告されている。

 

サンディミュン・ネオーラル(シクロスポリン)との併用でシクロスポリンの腎毒性が増強されるおそれがある。

 

高齢者では消化管の潰瘍、出血などの副作用の発現率が高いので、用量に注意して慎重に投与すること。

 

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。

 

授乳中の婦人に投与する場合には授乳を中止させること。

 

小児などに対する安全性は確立していないので、他剤が無効または使用できない関節リウマチの場合にのみ投与を考えるとともに、必要最小限の使用にとどめるなど、慎重に投与する。

 

薬としての効果

 

インテバンSPは、いろんな機序により痛みを鎮める作用を持っていますが、主な作用として炎症や発熱などを引き起こすとされているプロスタグランジンの生合成を、その合成に関わっているシクロオキシゲナーゼを阻害することで抑制します。

 

鎮痛薬としては、効果が強いのですが、副作用にも注意が必要です。

 

あくまで対症療法なので、痛みの発作が治まれば、痛風の根本的な治療が必要になります。

 

副作用について

 

主な副作用としては、腹痛、悪心・嘔吐、食欲不振などの消化器症状(8.15%)、頭痛、めまいなどの精神神経症状(1.97%)、浮腫などの全身症状(1.78%)、発疹などの過敏症状(0.61%)、等である。

 

その他では口渇、消化不良、胃炎、下痢・軟便、口内炎、そう痒、耳鳴、眠気などがあります。

 

重大な副作用(まれですが)

ショック、アナフィラキシー様症状

消化管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍、腸管の狭窄・閉塞、潰瘍性大腸炎

再生不良性貧血、溶血性貧血、骨髄抑制、無顆粒球症

ひどい皮膚症状

喘息発作(アスピリン喘息)

急性腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群

痙攣、昏睡、錯乱

性器出血

うっ血性心不全、肺水腫

血管浮腫

肝機能障害、黄疸

 

まとめ

 

生活習慣病でよくありがちな痛風発作の治療で、インテバンSPが使われることがあります。

 

鎮痛薬としては、効果が強いのですが、その分、副作用に注意が必要です。

 

あくまで一時的な対症療法なので、発作が治まってから時間が経過すると痛風の根本的な治療をする必要があります。

 

主な副作用は腹痛、悪心・嘔吐、食欲不振などの消化器症状(8.15%)、頭痛、めまいなどの精神神経症状(1.97%)、浮腫などの全身症状(1.78%)、発疹などの過敏症状(0.61%)、等である。

 

まれですが胃潰瘍、喘息、肝障害、腎障害、血液障害などにも注意を払う必要があります。

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