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夏にインフルエンザにかかる?その症状は 予防と治療について

投稿日:2017年8月30日 更新日:

 


 

 

夏になるといろいろと活動的になり、暑さの影響も受けて、疲れを知らず知らず溜めこんでしまうこともあります。

それを気づかずにがんばれる夏なんですけど、ふとした時に体調の変化を感じることも。

 

普通は冬に流行するインフルエンザに、夏にかかることがあるのか、その時の症状はどうなのかと予防や治療について紹介します。

 

 

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夏にインフルエンザにかかるのか

 

インフルエンザは夏にかかることが少ないため、夏にはかからないものだと錯覚している人は多いでしょう。

 

でも、確率は低いですが夏にもインフルエンザはかかります。

 

冬に比べると、目立たないですがかかる人はいるでしょう、ただ、気づいていないだけかもしれません。

インフルエンザウイルスが温度が高いと活動が弱くなるとも言われていますが、それだけが理由でしょうか。

 

2013年のアリゾナ大学の調査チームがインフルエンザは温度が高く雨が多いときと温度が低く乾燥しているときに増殖する傾向があるということをつきとめたという情報があります。

温度というよりは湿度が高すぎるか低すぎるかでインフルエンザは増殖する傾向があるのかな。

これについての研究がすすむことを期待します。

 

また、新しいタイプのインフルエンザが外国からやってきているという説もあります。

沖縄での夏の流行が台湾や香港、中国からのものだという想像があるようですが、(数年前から日本国内では唯一沖縄では年間を通して流行しているようですね、エアコン普及もその1因と想像されてます)まだまだ仮説のレベルで解明ができていないのでここでは取り上げません。

 

これだけグローバル化が進んでいるので、いろんな地域のいろんなところで変異したウイルスが拡散することも考えていかなければならないでしょう。

 

夏のインフルエンザの症状は

 

夏のインフルエンザと言っても特別な症状があるわけでもなく、冬にかかるインフルエンザと同じ症状なんです。

同じウイルスにかかって起こるものなので、そりゃそうでしょう。

 

最初にのどや鼻などの上気道の粘膜に感染し、24~48時間経過して、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛に引き続き、鼻汁、咳、咽頭痛などの上気道症状が出現します。もし合併症を併発しなければ1週間以内に発熱や全身症状は治まっていきます。

 

アレルギー気質のある人やタバコを吸う人では急性の症状が悪化しやすくなります。

 

冬場に感染すると、寒さのため体温が下がり免疫力や体力が落ちているので、インフルエンザを発症しやすいということがあるという一面も理解できますよね。

体温が1℃上がるだけでも免疫力がアップします、血流が良くなり細胞がイキイキして、血液中の白血球なども効果的に活動してくれますね。

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夏場だったら、うつったことも意識しないまま治ってしまうこともあるのではないでしょうか。

 

夏はインフルエンザウイルスが活動が弱くなると言われていますが、人間の免疫力の変動の影響なども夏の発病や症状に影響するかもしれないですね。

ただ、感染しても免疫力が高いので、自覚できずに頑張りすぎて過労になり、その結果こじらせることには注意したほうがいいです。

夏はインフルエンザにかかりにくいと言っても無理は禁物です。

 

予防と治療法は

 

なにも冬のインフルエンザと変わりません。

同じように予防し、同じように治療します。

 

予防

適切な手洗いやうがいなどです。ワクチンで予防することができる確率は低いと今は言われてます。

インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型があり、人間で毎年流行するのはA型とB型です。

B型は散発的に流行することもありますが(特にA型が流行った後で、2~3月ごろ)主に流行しているのはA型となります。A型はタイプが144種類も存在し、当てる確率も下がるし、その特性(A型は変異しやすい)から少しづつ変異するみたいですので当初の予測通りのタイプになることはないようです。

タイプを当てることが命のワクチンがそんな状態ですし、実際に感染するのが、のどや鼻の粘膜なので、皮下に注射したワクチンでは専門家の間では無意味と言われています。

粘膜に存在する抗体を作らないのだそう。

血中に存在する抗体を産生するので発症した後でひどくなるのを抑えてくれるようです。(タイプが当たった場合)

以前はこんな情報なかったのにね。

研究が進んだのかな。

 

治療

特効薬もありますし、対症療法の薬もあります。

特効薬は

薬品名 剤型 対象 備考
タミフル カプセル・ドライシロップ A型・B型
リレンザ 吸入剤 A型・B型
ラピアクタ 注射剤 A型・B型
イナビル 吸入剤 A型・B型
アビガン 錠剤 新型・再興型 国家備蓄用

治療薬について詳しくはこちらを参考にしてください⇒インフルエンザが冬に流行しやすい理由 その予防と治療について

対症療法の薬は咳止めや解熱鎮痛薬など、夏風邪や普通の風邪のお薬と同じように処方されることもあります。

でもできるならインフルエンザは、安静にして体力を充実させることでウイルスに対する粘膜上の免疫機構をも獲得し、さっと治してしまったほうがいいですね。

できない場合は、特効薬の助けをかりることも考えてみてください、副作用が出る可能性が少しはあることも考えた上でね。

 

まとめ

夏にもインフルエンザにかかることはあり得ます、一部の地域では目立たないけど小さな流行をしていることもあるらしいです。

38℃以上の発熱、頭痛、関節痛など特徴のある症状から推測し、早めの対応をすることをおすすめします。

早めに対応すれば、長引くこともなく軽快することになりますよ。

沖縄での夏のインフルエンザの流行に示されるように、日本全体でも当たり前のように夏に流行することがくるのかもしれませんね。

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